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ブルガリアの神話・民話 Бьлгарски >>関連項目一覧


古代からヘレネス(ギリシャ)、ローマ、ビザンチン、オスマントルコと大国支配を受け続けた歴史を持つ。近年は旧ソ連の影響で共産圏になった。

1982年に発見された東部のBC4世紀末頃の古墳「スヴェシュタリのトラキア人の墳墓」には 壁画にカリアティードというヘレネス(ギリシャ)風女人柱がみえる。

また世界遺産となっている「カザンラックのトラキア人の墳墓」はBC300年頃の古墳。トラキア人はバルカン半島一帯に住んでいた先住ブルガリア人。 スパルタクス(スパルタカス)もトラキア人。

8世紀前後にマダラ高原の断崖に彫られた「マダラの騎士」は地上23mのところにあり、 騎士は古代ブルガリア築いたハン・テンベル王 足元の槍にさされたライオンはビザンチン帝国、後ろに従う犬は忠実な国民ではないかといわれる。

11〜14世紀、断崖に岩穴をほって造られた「イヴァノヴォの岩窟教会群」 最初はヘレネス正教、のちにブルガリア正教の修道士たちが神により近づこうと、世俗を捨て 聖堂や小礼拝堂、僧庵つくった。3畳ほどのひろさにイコンの絵が3000近くある。 後にオスマントルコが侵略し無人になったが、人が近づきにくい場所なので破壊はまぬがれた。

 
関連項目一覧
ジヴァヤ・ヴォジャ 【スラヴ:薬:命の水】
ズメイ 【スラヴ:ブルガリア:ドラゴン、竜】
ナレチニツァ 【スラヴ:ブルガリア:神】
ユーダ 【ブルガリア:精霊:水】

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