アイダガギオギオ

メラネシアの伝承の魔物で、全身を木の葉で覆い、槍をもった姿であらわれる。

ある物語では、手足のないワイヅヅという男のもとへ訪れ、椰子の実をとれという。ワイヅヅが手足がないというと貸してやるといい、言われたとおりにすると、取った椰子の実を食べて帰っていった。ワイヅヅは一緒に暮らしていた兄弟とひとつの企みをした。アイダガギオギオがまた来て、同じことをした時、手足を借りた状態で、兄弟がもどって来てアイダガギオギオ殺して焼いて灰にした。ワイヅヅは手足が手に入り兄弟で喜んだという。

参考資料
・水木しげるの世界妖怪事典

関連項目一覧
メラネシア　(文化地域)

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