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アンドヴァリ　Andvari　>>関連項目一覧


ゲルマン、北欧神話にでてくるドヴェルグ(小人)。ロキに金の指輪を無理やり奪われた。

オージンとロキとへーニルが旅をしていた時、かわうそを捕らえて殺したが、それはオトルという者が変身した姿で、 その後、オトルの父フレイズマルのところに宿を求め、ことの次第が知れ、フレイズマルに賠償を要求された。

ロキが魚になっていたアンドヴァリをつかまえ、黄金をさしださせた。アンドヴァリは指輪があれば黄金をふたせるから 指輪だけはとらないでくれて頼むのも無視して指輪も持ち去っていった。しかしアンドヴァリはその指輪は持ち主が誰であれ、 その持ち主の死の原因となるだろうといった。

そしてその通り、賠償として黄金と指輪をうけとったフレイズマル、その子で竜になったファーヴニル、さらに ファーヴニルを殺した英雄シグルズ、と指輪の持ち主は次々に死んでいった。

　
関連項目一覧
ゲルマン、北欧の神話 【文化地域項目】
オージン 【ゲルマン:神:戦神,嵐,冬,死神】
ロキ 【ゲルマン:神】
ドワーフ(ドヴェルグ) 【北欧,ゲルマン:小人(矮人):鍛冶】

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