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ホネバミトウシロウ 骨喰藤四郎 ほねばみとうしろう

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日本の歴史、伝承の武器。薙刀、太刀。

「骨喰」という名前の由来は、 斬る真似をされただけでも骨身に染みる、あるいは骨まで砕けてしまうという意味で、 平安の昔から切れ味鋭い剛刀につけられた。

藤四郎吉光(よしみつ)は正元年間(1259-1260)の刀工で、粟田口一門を代表する名工。

源家の血筋、征夷大将軍にもなった足利尊氏の愛用した薙刀。
大友貞宗が尊氏を支えてた頃献上されたと思われる。

戦国時代に磨り上げられて太刀に姿を変えたという。一時期、刀剣に造詣の 深い重臣・多賀豊後守高忠が拝領していたともいうが、 足利幕府13代将軍、義輝の頃には足利家の象徴の宝剣という位置にもどったようだ。 しかし、義輝は暗殺した大名・松永久秀の手に渡った。
これに対して元々の持ち主だった大友家、大友宗麟が返還を求め、三千両相当の謝礼で 手放したという。しかし豊臣秀吉に所望され、大友義統が献上。
秀吉の御刀係、本阿弥光徳が押形(おしがた 拓本)を取った。この押形のおかげで、 徳川将軍家に渡った後の明暦の大火(1657年)で焼身(やきみ)となったが 元の姿に修復できたという。

参考資料
名刀 その由来と伝説 (牧秀彦:著 光文社新書)

 
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