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ベルフェゴール Belphegor >>関連項目一覧


ベールフェゴールBeelphegorとも。名前はアッシリアのモアブ人の神バール・ベオルに由来し 中世のグリモアの時代ではデヴィルの一人として有名になっていた。

中世の伝説では、地上に結婚の幸福があるかつきとめるためおくられたという。 人間はそのような調和して暮らす定めで無いと確認したかったからだというが、 ベルフェゴールは地獄でうわさされていたこの結婚の幸福の噂は根も葉もないものだと結論したという。

大衆文学にもみられ、「クロイドンの坑夫グリム、あるいはデヴィルとその女」(1662年)や マキャヴェリの「ベルフェゴール」、「ベルフェゴール、あるいはデヴィルの結婚」(1691年) などにみられるようだ。コランドブランシーの著述ではベルフェゴールの容貌はこれらのものとは 全くちがったものになっている。

 
関連項目一覧
悪魔 【大項目】
ヨーロッパ 【大項目】
バール・ベオル 【悪魔】

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