アストラガルス Astragalos (サイコロ 賽子、骰子) :幻想世界神話辞典
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アストラガルス Astragalos

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アストラガルス astragalos アストラガルスは古代の、動物の骨などで作ったサイコロ(賽子、骰子)のことで、 ヘレネス[ギリシャ]の紀元前330年頃の「二人でゲームに興じる」テラコッタ像が残されている。子供や女性に人気で テラコッタ像が墓に納められたほどである。
このサイコロは羊やヤギの距骨(かかとの上方にある短い骨)、踵の骨、または象牙などで作られたという。

サイコロ自体の起源ははっきりしないが、アジアではインダス文明、地中海では古代エジプト(初期王朝時代 前3200年以降) の象牙や骨で作られたさいころがある。

ギリシアでは紀元前5世紀のころの歴史家ヘロドトスが「ダイスは紀元前BC6、7世紀のころ西アジアの リディア王国の人々によって伝えられた」としているところから、 現在のイラク地方に栄えたシュメール文化(紀元前BC4000-紀元前BC3000年)のなかでつくられたか、またはエジプト経由とも 考えられるが、はっきりしない。

最も古いタイプのサイコロはこれらのように動物の骨だったのだろう。モンゴルでは現在も羊のくるぶしの骨のサイコロ 「シャガイ」がある。

余談だがFF11(FINAL FANTASY XI)のアイテムとしてアストラガルスがでてくる。
漫画『遊☆戯☆王』1巻P71にもアストラガルスがでてくる。

参考資料
・British Museum
・日本大百科全書(小学館)
遊☆戯☆王 (1) P71 (高橋和希:著 ジャンプ・コミックス)

 

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ヘレネス[ギリシャ] (文化地域)
ゲーム、遊び (大項目)

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