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ヴァルホルvalhçl,valholl(ヴァルハラWalhalla ドイツ語) >>関連項目一覧


北欧、ゲルマンの神話で、ヴァルホズル(戦死者の父)ともいわれるオーディン(オージン)神が 戦死した男(貴族)のために用意している館。「戦死者の広間」の意。戦死した者は女神ヴァルキュリヤによりヴァルホル(ヴァルハラ)につれてこられる。

そうしてやってきた戦死した者たちは、ここできたるべきラグナロクに備え、エインヘリヤル(アインヘリヤル)と 呼ばれる戦死した勇士として控えている。 ヴァルキュリヤたちが勇士たちに蜂蜜酒などを注いで歓待しているという。「黄金に輝くヴァルホル」と神話詩にはかかれている。

「グリームニルのことば」には
扉は五百と
四十あまり
ヴァルホルにありと私はおもう。
エインヘリャル八百人が
ひとつの扉より一度に出てゆく。
彼らが狼(フェンリル)を攻めに向かうとき

とある。
この古代の100は120のことだそうで、数字通り解釈すれば61万4400人のエインヘリャルがいることになる。


 
関連項目一覧
北欧、ゲルマン 【文化地域項目】
オーディン 【北欧、ゲルマン:神】
フェンリル 【北欧、ゲルマン:魔物:狼】
ラグナロク 【北欧、ゲルマン:世界の終末】

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