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シャブドゥン・ガワン・ナムギャル >>関連項目一覧


ナムゲルとも。ドュルック・ユル(ブータン)の歴史上の王。伝説的な逸話も残っているようだ。 シャブドゥンはブータンの最高の宗教的権力者の称号であり、王であるとともに最高位のラマでもあったようだ。 1629年にポルトガルの宣教師が来ていて、彼らの記録でもそのように書かれているらしい。

ナムギャル王はゾン(城砦)を数多く築いた(1637、39、48、49年など)。 1639年にはチベットのダライ・ラマ5世がブータンを黄帽派の支配下にしようと、軍を送ってきて戦争となった。 この戦いの中、シャブドゥンの称号を得たらしい。 シャブドゥン 1643年、ダライラマの要請でグシリ・カーンのモンゴル軍が参戦。モンゴル・チベット連合軍との戦争になった。 深いジャングルで展開された戦いに、モンゴル軍は悩み、司令官も捕虜となった。 「軍は散り散りになり兵の多くはモンゴルに逃げ帰った。不敗のモンゴル神話うちやぶり 以後、南方での戦い望まなくなった」とチベット年代記にあるという。

数々の戦いで国を守ってきた英雄的な王で、たえずゾン(城砦)をたて防衛を怠らず1651年に没したという。

なくなる前年あたりの戦いの伝説があるが、王の偉業の最後を飾るためらしい後世つくられたもののようだ。

 
関連項目一覧
ドュルック・ユル(ブータン) 【文化地域項目】

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