神話辞典  文化地域  大項目  50音 

イザナミノミコト 伊邪那美命(記)*、伊奘冉尊(紀)*

*(記)は古事記での漢字表記、(紀)は日本書紀での漢字表記。
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日本神話。日本の国土を生んだ、国生みの女神。オモダルノミコト(面足尊)と カシコネノミコト(惶根尊)の子。神世七代の最後の神。

イザナギノミコトと交わって国生みをした。( 天の瓊矛,天之逆鉾)その後数々の神を生み、最後に火の神カグツチを生んだ時、 陰部(ほと)を焼かれて火傷をし、 亡くなってしまった。

亡くなる前、嘔吐からカナヤマビコ(金山毘古)、カナヤマビメ(金山毘売)、大便から ハニヤスビコ、ハニヤスビメ、 尿からミツハノメやワクムスビと、数々の神々が生まれた。

その後、出雲と伯耆の境の比婆之山に葬られた。死後、イザナギ ノミコトが慕って黄泉の国を訪れて再会する。ヨモツクニを参照。

参考資料


 

関連項目一覧
アイヌ (文化地域)
イザナギノミコト (日本:神)
アマノヌホコ(天の瓊矛) (武器:矛)
アマノサカホコ(天之逆鉾) (武器:矛)
ヨモツクニ (日本:死の国)
日本 (文化地域)

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