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ヤマ 山 やま Mountain

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古代から世界各地で山は神聖視されている。巨大なもの、雄大なもの、を崇拝するというのは人間によくみられることである。

ギリシャ神話の神々も聖なるオリュンポスの山に住まう。 古代オリエントも神々の住まいも雄大な山である。 古代インドの世界観では世界の中心は須弥山である。 日本も国土の7割が山であり山岳信仰が盛んである。中国も古来より山岳は神仙の住まう場所である。

伝統的社会や文化では、聖地としての山は立ち入りが禁じられたり、冒涜する行為を厳しく戒める 考え方がある。
一歩まちがえれば厳しい自然の中として、生命の危険もある山地での振舞いには注意したい。

参考文献
・日本大百科全書 (執筆者: 小学館)
・大辞泉 (JapanKnowledge)
・eプログレッシブ英和中辞典 (JapanKnowledge)
・ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY

 
関連項目一覧
山の神 
アウタナ (南アメリカ:世界樹)
オリュンポス12神(オリュンポス山) (ギリシャ:神々)
オンタケ(御嶽) (日本:霊山)
キナバル (ボルネオ:サバ州:イバン民族:山,聖地)
クンビラ (ネパール:シェルパ民族:神)
コク・テニル (キルギス:精霊)
ケレ・ニャガ (アフリカ:聖山)
パールヴァティー  (インド,ヒンドゥー:女神)
フジサン(富士山) (日本:霊山,神)
モンセラット (スペイン:山,巨人)
ヤマウバ(山姥) (日本:妖怪:女)
ヤマブシ(山伏) (日本:呪術,魔術)
ヤマビコ(山彦) (日本:山神,山霊)
ヤマンバ(山姥) (日本:妖怪:女)
ルタンジュ (セルビア:聖山)

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