ドゥルック・ユル、ドゥクユルとも。日本ではブータンの呼称で知られるが正式な国名はゾンカ語で 「ドュルック・ユル」(ドュルック=竜、ユル=国の意)という。
ブータンという名称はサンスクリット語「Bhotanta」(地の果ての意)に由来しているといわれ、 またBhotにはポェ・パ人という意味もあり、そこからポェ・パ[チベット]の果ての地という意味 でもあるとも、別の語で高地を意味するとも確定はしないようだ。
チベットとは文化、言語、歴史などの上で密接な関係にある。仏教もポェ・パから伝わったもの (7世紀頃)であり、仏教以前はボン教が伝統的宗教だったことも共通する。
伝統衣装「ゴ」
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