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ピグミー族 the Pygmy >>関連項目一覧アフリカの民族。「ピグミー」は古代ギリシャの「ピグマイオイ」(肘の長さの人の意味)に由来し、自称ではない。 アフリカのコンゴ盆地北東部のムブティ民族などがよく知られる。 文化学的用語として成人男子の平均身長が150センチに満たない民族の総称とされる。アフリカのピグミーをネグリロ、 東南アジアのピグミーをネグリトとよんで区別する。 アフリカのいわゆる「ピグミー族」といわれる人々は、決してひとつの共通文化を持っているわけではなく、彼ら全体の総称の自称もない。 現在では、いくつかの集団が、それぞれ近隣社会の主言語を母語としている。 古代エジプトの記録(紀元前BC2400頃)で「ディネグ」(小さい人)という呼称がみられる。踊りが巧みな小人(矮人)であったという。 現在でも様々な踊りや、弓矢を扱うことで知られている。 コンゴ民主共和国(旧ザイール)北東部のイトゥリ(イツーリ)地方に住むムブティ(またはワンブチ 人口約4万人)、 その南のエドワード湖やキブ湖周辺のトゥワ(約9000人)(ルネー、モンテスでバトゥワ)、ルワンダの谷ではワトワ、 カメルーン南部から中央アフリカ南部(モンブ)にかけて分布するアカ、バカ(マボデではバリア)など(約10万人)の諸集団が知られる。 参考資料 ・ピグミーの世界 酒井傳六:著(朝日新聞社) ・大辞泉(JapanKnowledge) ・日本大百科全書(小学館) 関連項目一覧
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