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トゥアレグ民族 Tuareg >>関連項目一覧北アフリカ、サハラ地域に住むイマジゲン(ベルベル)系の遊牧民。アラブ民族とは系統が違う。 イマジゲン(ベルベル)民族は古代フェニキア時代から知られている。 名前の意味は「青い種族」で、貴族が青いベールをまとうことかららしい。 (コーカソイド系ベルベル人に属する) サハラ砂漠(アルジェリア、リビア、ニジェール、マリの4国にまたがる沙漠)の遊牧民。人口は100万-150万。 トゥアレグ民族は長い歴史をもち、イスラム教の勃興やアラブ勢力の拡大する前から長く北アフリカ、地中海世界に先住している。 そのせいか、イスラム教徒ではあるが民族独自の習慣なども多く残る。 民話や伝承もアラブのものとは異なったり共通したりするようだ。 タマシェクまたはタマハクというベルベル系 の言語を話し、ティフィナクという古代フェニキア文字の系統を引く文字も伝える。 一夫一婦制、男がベールをつけ、女は顔を覆わない。貴族、臣下、宗教者の3つの階級と鍛冶屋と奴隷の2つの「カースト」 が存在するという。 遊牧は、ラクダ、ヤギ、ヒツジ、南部ではウシも飼う。ラクダの隊商を組み、 家畜や岩塩を売り茶、砂糖、衣料などを買う。、 親族や友人関係にある何家族かでテントのキャンプをつくり暮らす。 参考資料 ・ランダムハウス英和大辞典 ・日本大百科全書 ([執筆者:加藤 泰] 小学館) 関連項目一覧
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