アフリカの神話伝承。ヌエル、シルック(ナイル西岸部)に隣接するナイロート語族、ディンカ民族の神。
字義、名前の意味は「空」だという。
有力な精霊「ジョク」という概念があり、最上位の精霊デングはニアリチと同じ性格、神格が同一視 されるようだ。それは「雨、雷鳴、稲妻」である。
隣接のヌエルではこの同一視はルアク・クオスLuak Kwothとして知られる。
古代の祀堂がディンカではルアク・デングと呼ばれる。
参考資料
・
世界宗教事典 ジョン・R・ヒネルズ:編 佐藤正英:監訳 青土社
関連項目一覧
アフリカ 【文化地域項目】
雷、サンダー 【大項目】
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary