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チョウセイ 張清 (天捷星 没羽箭 張清) >>関連項目一覧中国の伝承、四大奇書「水滸伝」の登場人物。「天捷星(てんしょうせい) 張清」 「没羽箭(ぼつうせん) 張清」と呼ばれる、つぶて投げの名手。「没羽箭」とは「矢羽のない矢=礫(つぶて)」のこと。 天捷星は108魔星のひとつ。 部下に「中箭虎」丁得孫を従えていた。 梁山泊相手に戦い善戦し、腰の錦の袋から礫をとって投げつけ、15人の将を打ち倒す場面もあったが、 「風流双槍将」董平は槍で張清得意の礫を打ち落とした。部下も捕まり、「智多星」呉用の策略に誘い出され、 公孫勝の道術で水に落ちたところを捕らえられ、梁山泊入りした。 妻となった女傑、瓊英は「瓊矢鏃(けいしぞく 玉のやじり)」という礫投げの名手。 敵として出会ったが、過去に夢の中で、神人が青い頭巾の青年を連れて、その青年からつぶて投げを教った。 この青年が張清で、張清も同じ夢をみていたという。 投げ銭で有名な日本の「銭形平次」のモデルであるという。 余談だが聖闘士星矢に「天捷星」の冥闘士(スペクター)バジリスクのシルフィードがでてくるが、残念ながら張清をオマージュしたようなところはない。 実は冥闘士108魔星は大体、水滸伝との関連は考えていないようだ。 参考資料 ・真説 水滸伝 (茜新社) 関連項目一覧
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