幻想世界神話辞典 文化地域項目大項目リンク集掲示板辞典TOP

ネビル >>関連項目一覧


バビロニアの神話、エヌマ・エリシュにでてくる。主神マルドク(マルドゥーク)の50の名の最後に挙げられている。

「(かれは)ネビル、かれが天地の(境目の)渡り場をがっちり掌握 しているように。上へまた下へ渡れないなら、いつもかれに 尋ねてみるがいい。ネビル(木星)はかれが空にきらめかせたかれの星」
「かれの名は渡り場(ネビル)であれ」 と。

また、木星のこと。天の赤道、アヌの道と黄道の交点、ネビル点。 ここを通過する惑星の代表の木星にネビルと名づけられたという。

これは、春分点と秋分点のことになる。 天の赤道は地上からみた太陽の軌道の最大の線。

 
関連項目一覧
バビロニア 【文化地域項目】
マルドゥク 【バビロニア:主神】
星、星座 【大項目】
エヌマ・エリシュ 【アッカド、バビロニア:文書、物語】

●このページのトップへ●


(C) Copyright Masahiro Aibara