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アストラル Astral >>関連項目一覧


ラテン語の星、「アステル aster」に由来する語。オカルティズムや魔術、錬金術などの伝承で、 火と月からなる高レベルの世界のこと。

アストラル界、アストラル体などの用語もある。

アストラル界とは凡人が普段はみることができない不可視の、高次のものだが人間の生きた感情の部分にかかわるという。 また、アストラル体は人間を構成するもので、肉体とエーテル体とアストラル体があるという。 これらはオカルティズム等の概念である。

中世美術ではアストラル界をあらわすシンボルに犬や狼の図像が使われた。 また中性美術で描く対象がアストラル界の上部にあることを示すとき、背景を純金にしたり 星を描いて「アストラル性」を示した。

またアストラル界の下部は俗に「悪霊のもの」だといわれる。物質界は悪霊や幽霊、精霊の 常の宿り場ではなく、オカルティストは魔法の呪文などを使って物質界に出てくるよう説得し 人間の目に見えるようにする事もたまにあるという。

 
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