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バタリ・シティ　>>関連項目一覧


インドネシアの民話で出てくる。大地の女神。バタリは女神の意。またはデウィ・ブミ、イブ・プレティウィともいう。

バリ島の稲の起源の民話では、バタラ・ウィスヌが人々を助けるために、プレトという人間に化身して、キビの汁しか食べる物がないことをなんとかしようとバタリ・シティのもとへ頼みに行った。

そして、「望みをかなえないなら考えがある」と脅しをかけた。これはプレトがバタラ・ウィスヌの化身なので態度が大きいらしいのだが、そのことを知らないバタリ・シティは、逃げ出して牛に化身して隠れたが、結局降参した。

プレトに負けたので、プレティウィと名前を変えた。今でも「イブ・プレティウィ」（わが国の意）というのはそのためである。

バタリ・シティはプレトに、「まずバタラ・インドラに土地を用意してもらい、土地を耕すことを教えてもらわなければいけない」と言った。そして、そのための準備と、インドラに喜んで助けてもらうために、プレト一人で頼みにいくように助言した。

　
関連項目一覧
インドネシア　【文化地域項目】
バリ　【文化地域項目】

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