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チョンチョン CHONCHONYI CHONCHÓN >>関連項目一覧 南アメリカ、チリのアラウカン民族の伝承。邪悪な精霊の集団で、巨大な耳のついた人間の頭部、という姿。チュエ、チュエという不気味な泣き声をだす。チョンチョンたちは妖術師にしか姿をみせず、また妖術師の力を全て備えているという。 この巨大な耳で、月のない夜に空を飛び、病人を狙う。病人が一人きりになると飛び乗って精気を吸い取る。 飛んでいるチョンチョンを地面に落とすやり方があるという。少数の人間だけが知っている秘密の祈りの文句を唱えるか歌うかし、次に一定の12語を2度繰り返し詠唱し、地面に六芒星を描き、その上に特別な広げ方でチョッキを置く。これでチョンチョンは落下し、別のチョンチョンが助けにくるまで飛び立てない。チョンチョンをいじめると危険だといい、あざけったものに報復するという。 ある話では、描いた六芒星にチョンチョンらしきものが落ちてきたので殺したが、翌朝死骸はなくなっており、同じ日に見知らぬ者たちが埋めていった死体には頭がなかったという。 関連項目一覧
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