キリスト教、修道院で清貧・貞潔・従順の誓願を含む特別の諸規則に従った生活を送る。
日々の礼拝と労働(もともとは手仕事)を中心活動とする。
本来の目的は個人救済だが、後にその高潔さは一般の人々も利するべきであると
考えられたようだ。
修道院はもともとは4世紀頃、完全を求めてエジプト砂漠へ隠遁した隠修士(ハーミット)のゆるやかに 組織された共同体に起源を持つらしい。
12世紀以降は修道士モンクに対し説教・教導も行う托鉢修道士フライアー の托鉢修道会が発展した。
RPGなどにおいてプレイヤーキャラの職業としてのモンクが武闘家僧侶、肉弾戦闘する聖職者のように なっているのは、アメリカのTRPGなどでそうなっていたものなのだろうがよくわからない。
初期の仏教僧も世俗から離れ、250の戒律をまもり、修行者本人の個人救済を 求める感じなどはモンクに近いかもしれない。こちらも説法・教導など人民の教化、救済の役割が 大きくなるのは時代推移も内容も似たところがありおもしろい。
参考資料
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世界宗教事典 (青土社)
他
関連項目一覧
キリスト教 (文化地域)
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary