幻想世界神話辞典 〜
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またはダンクンワンゴム、ワンクォム(檀君王倹)とも。韓・朝鮮半島の神話。天帝ファンイン(桓因)の庶子、ファンウン(桓雄)が地上に降りてきた時、ウンニョ(熊女)と結ばれてできた子。 この熊はファンウンに人間になりたいと願い出て、指示された通り、100日の間、洞窟で日光を避け、もぐさと二ンニクを食べて過ごし、人間の女性に変身した。その後、子供が欲しいが夫になるものがいない、という願いも聞いてファンウンとの間に子を設け、ダンクン(檀君、壇君)と名づけた。 のちに平壌に都邑(みやこ)を開き、国号をチョソン(朝鮮)と名づけた。その後、都邑をペクアク(白岳)山のアサダル(阿斯達)に移し、1500年間栄えた。中国の周の武王が即位した巳卯年にキジャ(箕子)に王位をゆずり、アサダルに戻って山神となった。この時ダンクンは1908歳、または1038歳だったという。 関連項目一覧
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