幻想世界神話辞典 〜
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ディーバとも。インド、ヒンドゥー神話の神。意味は「輝く者」の意。「輝く」を意味するDivが語根のサンスクリット語に起源。
古代インドのヴェーダの聖典にでてくる神々。
古い時代は不死身の存在で人間を助ける大いなる力をもった存在とされていたが、
時代が下るとヴィシュヌやシヴァのような主神の下に位置する神々とされ
人間よりは上の存在だが死すべき存在と考えられるようになったようだ。アスラと敵対する。
この語はインド・ヨーロッパ語族に広く「神」としての意味をもち、
バルトの神ディエバス、英語のdivine(神の)にもみられる。
ゾロアスター教ではアフリマンの支配化の悪魔めいた存在とも。
悪魔学などではDevilも同じ語根を持つと考えられ、かつて高みにいたものが堕ちたという立場をよくあらわしているとも。
仏教では漢訳され、天、諸天とも。仏教では彼らも輪廻転生し、人間に生まれ変わり涅槃を得られるとされる。
また仏教、仏教を信仰する者を守護するという誓いをたてたとされる。
また仏教の中で説かれるインド古代の考え方で、6つの天デーヴァがあるとされた。
欲界の六欲天
第一の天、四王天
第二の天、庻利(とうり)天
第三の天、夜摩天
第四の天、兜率(とそつ)天
第五の天、化楽天
第六の天、他化自在天(ここにすむのが第六天の魔王)
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