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マリアンヌ Marianne (自由の女神) >>関連項目一覧


フランス共和国(French Republic)を擬人化した呼び名。または女子の名。

1700年代末に造られた図像、イメージ。シンボル(象徴)。 自由 Libertéを意味するようだ。

リベルタス Libertasという古代ローマの、自由を擬人化した女神 も関係しているようだ。
フランス革命で王政をうちたおしたフランス共和国民 の自由への精神をあらわすのだろうか。
フランス共和国の標語は「自由、平等、博愛」である。

アメリカ独立100周年を記念してフランスから贈られた「自由の女神像 Statue of Liberty」 、また返礼的にフランス革命100周年を記念してパリのアメリカ人がフランスに贈った 「自由の女神像 Statue de la Liberte」 がgoddess of freedom marianneとして関連づけられるようである。
*マリアンヌはフランス共和国という国家のシンボルイメージなので、 goddess of freedomという部分で。

イギリスの擬人化のブリタニア女神、スイスの擬人化ヘルベティア女神など この頃のヨーロッパでは国家の擬人化、女神化が行われていたようである。

古代に信仰されていた女神という概念と必ずしも一致するものではないが、 しかしギリシャやローマで盛んに様々な概念が女神化されていたものを、 近代でもおこなったような一面があると思われる。



参考資料
・クラウン仏和辞典
・ランダムハウス英語大辞典
・日本大百科全書 (執筆者: 小学館)
故事名言・由来・ことわざ総解説(自由国民社)




 
関連項目一覧
フランス 【文化地域項目】
女神 【大項目】
ブリタニア 【ブリテン(イギリス):女神,擬人化,女人像】
ヘルベティア 【スイス:女神】

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