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レシェフ Resheph >>関連項目一覧


レセフResefとも。カナーン(フェニキア)神話の稲妻と悪疫、疫病の神。「矢の王」と称されていたという。 病を周囲にまきちらしたためか。癒しのための祈願をされることもあったという。

キプロス島、エジプト、カルタゴ、スペインなどで信仰されていたという。 女神アナトの夫とされたり、シュメール・バビロニアの疫病神ナムタルと同一視されたという。

セム語系のアモリ人の神で、アモリ人はBC2004年頃バビロニアに王朝をおこしハムラビ王の時最盛期だった。 アモリ人には地獄や地下の神、戦争の神、雷雨・嵐・災害の神だったという。レシェフの名前は「光」「炎」「燃える」の意だという。」

エジプトでは戦いの神として取り込まれ戦斧をふるった姿で描かれた。

旧約聖書にもレシェフの名がみられ「申命記」には悪疫の神としてでてくるようだ。

 
関連項目一覧
カナーン(フェニキア) 【文化地域項目】
バビロニア 【文化地域項目】
エジプト 【文化地域項目】
アナト→アスタルテ 【カナーン:女神】

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