神話辞典  世界の神話  大項目  50音 

イグニス・ファティウス

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ブリテン島の妖精、鬼火の類。名前は「愚かな火」の意。火を意味するイグニスはラテン語で、インド神話の「アグニ」と語源を共にする。

ウィル・オ・ザ・ウィスプと呼ばれるのが普通のようであるが、妖精ボガードの仕業であるとも、パック、ピスキーが化けるともいわれる。

その他誰かが案内するランタンのようなので、ジャック・オ・ランタン、ランタン持ちジェニー、 灯かりを持ったビリー、ローソク立て持ちのキット等ともいう。

日本の狐火、朝鮮半島のトケビ火など、怪しげな火が妖精や化け物の類に関連づけられるのは世界中で見られる。

参考資料

 

関連項目一覧
アグニ (インド:神:火)
ウィル・オ・ザ・ウィスプ (ブリテン:妖精:火)
 (大項目)
ブリテン[イギリス] (文化地域)

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