ユダヤ教の聖典。キリスト教からの呼称として「旧約聖書」として知られる。
ヘブル語聖書は、24巻で3部に分かれている。トーラー(律法)、ネビイーム(予言者)、ケスービーム(諸書)の3つの部分の頭文字をとり「タナハ」と略称される。
I 律法(モーセ五書)
創世記
出エジプト記
レビ記
民数記
申命記
II 預言者
A 前の預言者
ヨシュア記
士師記
サムエル記(上・下)
列王記(上・下)
B 後の預言者
イザヤ書
エレミヤ書
エゼキエル書
十二小預言者(ホセア,ヨエル,アモス,オバデヤ,ヨナ,ミカ,ナホム,ハバクク,ゼパニヤ,ハガイ,ゼカリヤ,マラキ)
III 諸書(文字)
詩篇
ヨブ記
箴言
ルツ記
雅歌
伝道の書
哀歌
エステル記{ルツ記からエステル記までを「五書」「メギロート(巻物)」とよぶ}
ダニエル書
エズラ・ネヘミヤ
歴代志(上・下)
キリスト教ではギリシャ語版の聖書が用いられ、巻数の数え方や順序が異なるようだ。
プロテスタント教会の旧約聖書は39巻であるという。
参考資料
・旧約聖書外典(上)(下) (講談社文芸文庫)
他
関連項目一覧
ユダヤ 【文化地域項目】
聖典、文献、文書 【大項目】
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