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レイブ・オルマイ leib olmai >>関連項目一覧 北ヨーロッパ北極圏先住民族の神。名前は「ハンの木の男」の意。熊男、または熊神とも言われる。 狩人の守護神で幸運をあたえたり、熊との争いで怪我をしないように守ってくれるという。熊祭りでは、狩人はレイブ・オルマイへの尊敬を示す儀式として、顔にハンの木の皮からとった汁をつける。 資料では「ラップ人の神」とあったがラップは別称であるという事と、サミ(サーメ)民族、コルタ民族など文化的に相違のある先住民族をひっくるめてラップと呼んでいる場合があるので「北ヨーロッパ北極圏先住民族」の伝承とした。サミ民族では熊を狩って毛皮を取る等行われていたが、コルタ民族では熊を殺すことはないという。このレイブ・オルマイは熊を狩る者を守るようであるからここでいう「ラップ人の神」はサミ民族の神を指すのかもしれない。 関連項目一覧
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