名称は「幼な物語」の意。マビノギ、マビノーギ Mabinogiの複数形。
ブリテン(イギリス)のウェールズの神話物語。11世紀から14世紀まで写本に書き写されたもの。最も古い写本は12世紀頃ともいわれる。現存するのは14世紀のもの。
「ペレトゥルの物語」など11の物語で、全体は4つの物語からなり、互いに密接に関連しているという。
「第二の杖」にはケルトの伝承に特徴的な魔法の大釜がでてくる。死んだ戦士を蘇らせるが、蘇った者は話す能力が奪われている。
太陽神ルーも英雄ルー・ロー・ギッフェスとして出てくる。
余談だが、ケルト神話をモチーフにした、ほのぼの生活系オンラインRPG (MMORPG)『マビノギ(mabinogi)』がある。(2005年日本サービス開始)
参考資料
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary