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ミミ　mimi　ミニmini　>>関連項目一覧


ミニminiとも。オーストラリア先住民(アボリジニ)の、アーネムランド西部の神話伝承にでてくる精霊。すらりと背が高いという。

またアーネムランドの岩だらけの荒地にいる、岩の裂け目を住みかにしているという。 人間の姿で、やせ細った姿、骨が非常に長く、細くてもろいという。
食べ物を探しに裂け目からでてくる。 ヤムイモや植物の根を食べるが、人間がいると人間を食べるかもしれないという。
骨が折れるのを恐れ、風が吹いてるときは現れない。
それで、人々は風が吹いてるとき外出するのが安全なのだという。

アーネムランドの断崖には多くの岩絵が集中して描かれている。これらは1万8千年以上前から描かれ続けたもので 推定5000〜7000ヵ所といわれ、創世神話や伝承を受け継ぐのに使われた。

参考文献
・世界の妖精・妖怪事典　(キャロル・ローズ著　原書房)
・ミリオーネ全世界事典第14巻アメリカIII・オセアニア・南極　(学研)
他

　
関連項目一覧
オーストラリア先住民族　【文化地域項目】

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