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モアイ

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ラパ・ヌイ(イースター島)の石像。モアイとは「あるイメージ」という意味だという。 ラパ・ヌイには1000体以上のモアイがある。3mから10mぐらいの巨大な石像で、 どのような理由で造られたのか、どのようにして運んだのか等今でも不明なことが多い。 石切り場で切り出され、アフと呼ばれる基壇の上に立てられた。

ラノ・ララクというところが、島で唯一のモアイの石切り場のあとで、様々な 段階で放置された、制作途中のモアイが残っている。また倒れたり、地面に埋まって顔 だけでているものなど、ここだけで200体以上のモアイがある。

モアイは体の部分の両脇に手が彫られ、また正座しているような姿勢の脚が 彫られているものもある。また顔も多くのデザインの違いがある。頭の上に、赤い岩で 作られた帽子のようなものを載せるものもある。

モアイの瞳の部分には本来、目がはめられていた。現在発見されているものは、 白目を白珊瑚、瞳の部分は赤い岩でつくったもの。

イギリス・大英博物寒に1体、島から運びだされたモアイがある。 ホアハカナナイア(盗まれた友)という。それは 最後まで倒壊せず大切にされていたという。背中側に鳥の姿様の彫刻がある。

モアイ

参考資料

 

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ラパ・ヌイ(イースター島) (文化地域)

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