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ナポレオン　Napoleon　>>関連項目一覧


生没1769〜1821年。皇帝在位1804〜14、15年。歴史上の実在の人物としてあまりにも有名だが、 フランスの子守歌、伝承で「教会の塔より大きな巨人」としてでてくる。泣き止まない子供に、その恐ろしい巨人ナポレオンに食べられてしまうと言うわけである。

もともとは民間伝承の魔物があてはまっていたと思われるが歴史的、社会的に大きな影響を与えた人物が、このように取り込まれることは、ままあるようだ。

エジプト遠征では学者団を引き連れ「ロゼッタストーン」の発見など、学術的な貢献もある。
好んだシンボルに鷲とゼウスの雷(ケラウノス)を組み合わせたものを使っていた。

余談だがヘレネス(ギリシャ)の民話でも、船乗りがアレキサンダー大王の妹の人魚に海で遭うと、「兄はいまでも元気でいるか」と聞かれるという。当然すでに亡くなっているわけだが、正直に答えてしまうと人魚の怒りをかい、船を沈められてしまうので「アレキサンダー大王は今でもインドへ遠征にいっていて元気です」と答えると、人魚は満足して、何もせずに帰るという。

　
関連項目一覧
フランス　【文化地域項目】
巨人　【大項目】
ケラウノス　【ヘレネス(ギリシャ)：武器：雷】

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