中国の伝承における仙人。元々、代々、黄帝の陶正(陶器の製造を司る長官)をしていた人。
ある時、神人がやってきて、窯の火加減を見る仕事について、5色の煙が出せるようになった。長く続けるうち、 神人はネイホウシにもその法を伝えた。ネイホウシは薪を積んで自焼し、煙にのって上下した。おそらく尸解(しかい)したと思われる。 燃え跡の灰の中から骨がみつかったので、甯北の山中に葬った。それでネイホウシ(甯封子)と呼ばれる。
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