幻想世界神話辞典 〜
文化地域項目〜
大項目〜
リンク集〜
掲示板
〜
ホーム〜
ピンギット >>関連項目一覧 インドネシア・バリ島の神話にでてくる女神。天から下りてきて最初のトゥルンゲン人になったという。トゥルンゲンは現在も元々のバリ島の伝統的信仰を伝えているバリ・アガ(バリ島先住民)の住んでいる地域で最古の村だといわれる。ピンギットが地上に降りた時、トゥルンゲンで唯一の女性で、バトゥル湖で水浴びをしている時、太陽に愛撫されて妊娠し、双子を生んだ。 一人はバンチ(ここでは両性具有の意。日常的にはオカマ、男色の意)、一人は美しい娘だった。娘は成長すると、この地域のクメニャン(香木)の香りでますます評判になり、ジャワ島の王子の耳にも届いた。 ダラム・ソロ王子は娘に求婚したが断られた。しかし王子は娘を犯し、子供が何人も生まれた。この子供たちがトゥルンゲン民族の先祖となったという。 関連項目一覧
●このページのトップへ● (C) Copyright Masahiro Aibara |