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サンセントウ、ジロウトウ 三尖刀(二郎刀) >>関連項目一覧*(標)-標準話、(広)-広東語での発音表記。 中国読みではサンチエンタオ(三尖刀)。中国の伝奇小説「封神演義」に登場する宝貝(パオペエ)。武器。神鋒。 現実の武器としてはアルタンタオ(二郎刀)またはサンチエンリアンレンタオ(三尖両刃刀)といわれる。 封神演義の楊戩は中国の民間伝承で人気のある二郎神で、この二郎神のシンボル的な三尖の神鋒がこの武器であり、 二郎刀という名も二郎神に由来している。現実の武器としては明代(1368-1644年)の頃使われていたようだ。「刀」とはいうが 長さは2m〜3mの鋒(ほこ)といえる。重さは6〜9kgらしい。剣の部分は大きいもので75cmほどあり、重さで打ち切ることもできた武器。 「封神演義」中では楊戩の武器として登場するが、変化の術や犬型宝貝「哮天犬(こうてんけん)」におされ影は薄い。 関連項目一覧
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