冷艶鋸(れいえんきょ)という名もあるという。中国の伝説にでてくる武具。三国志演義 でしられる武将、関羽の使っていたという武器。 重さは82斤あるという。大刀という柄の先に大きな刃のついた武器。いくつか物語が伝わっているようだ。
刀鍛冶に刀を作らせる時、5種類あり、青鋼刀、宝刀が優れた刀だと聞き、宝刀がほしいと作らせた。 鍛冶たちが苦労を重ね青鋼刀を作ったがご馳走などでもてなし、さらに刀を作らせた。いよいよ 焼きいれの時、光芒が走り、天の青龍を撃ち、血が大刀にしたたる、という奇異なことがおきた。 鍛冶匠たちが逃げ出した後、関羽がみてみると三日月のように反り返った青白いひややかな宝刀が できていた。
または名鍛冶の湯というものが優れた刀を作り関羽に渡すが役に立たない。精魂傾けて三日三晩 かけて煉っていたが、三日目、煉刀炉に青龍がとびこんだ。驚いた2人がみてみると刀に青龍が 付着していたという。
参考資料
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他
関連項目一覧
カンテイ(関帝)*関羽 (武将:神)
中国 (文化地域)
武器 (大項目)
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