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タンガタ・マヌ (鳥人) >>関連項目一覧


マケマケ、タンガタ・マヌ(鳥人)
ラパ・ヌイ(イースター島)の伝承の儀式にでてくる聖なる人、首長。海鳥の頭と人間の体をした彫刻であらわされている。 創造神、主神で海鳥の姿のマケマケ神の信仰と結びついて行われた 儀式があり、モツ・ヌイ島に渡ってきたアジサシが最初に産んだ卵を探す競争で、戦士階級の氏族の首長だけ参加できる。 あるいは首長が部下を代理にたてても良かったようだ。

毎年7月、ラパ・ヌイの南西端のカタベリに参加者、氏族が集まり、オロンゴ村へ行く 。1ヶ月後、2km先のモツ・ヌイ島へ、イグサで作った浮きをもって泳いで渡り、卵を最初に手に入れた者が タンガタ・マヌとなり一年間ラパ・ヌイの首長となった。このオロンゴ村のはずれの岩に多くの タンガタ・マヌが刻まれている。オロンゴは風の音、海鳥の渡ってくる羽音を、鳴き声を聞く場所だという。

首長の認証式、マケ・マケの祭りでは、人間の生贄が捧げられ、神官たちがその肉を食べたという。

 
関連項目一覧
ラパ・ヌイ(イースター島) 【文化地域項目】
マケ・マケ 【ラパ・ヌイ(イースター島):神:鳥】

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