ユダヤ、キリスト教の伝承にみられる天使、座天使。オファニム、ガルガリンとも。
ユダヤのメルカーバ伝承では大きな「車輪」、もしくは「多くの目を持つ者」としてあらわされる。 ヘブライ語のガルガルは「車輪」と「瞳」の2つの意味を持つ。 図像でも輪に翼と多くの目を持つ天使が描かれているものがある。
座天使のスローネThroneはギリシャ語に由来し、英語elevated seat、玉座とも訳される。 「玉座の天使、聖なる玉座の天使」Throne Angelという語もあり、これはスラヴ語『エノク書』によると ミカエル、ガブリエル、ウリエル、ラファエルのこと(ウリエルの部分が二箇所ファヌエルとなっている部分も)。
参考資料
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他
関連項目一覧
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