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ウィラコチャ(ヴィラコチャ Viracocha) >>関連項目一覧ヴィラコチャ、ウイラコチャとも。南アメリカのインカの神話の最高神、嵐と太陽の神。 またボリビア地域の先住民族アイマラ民族の創造神であり最高神。 ペルーではインカ帝国興隆以前からすでに重要な神格として成立していたようだ。 頭に太陽を載せ、手に稲妻を持ち、雨の意味をもつ涙を目から流す姿で表される。 ウィラコチャは、イリャ(光)であり、ティシ(万物の始まり)だという。 ウィラコチャの名前の意味は「創造の湖」だという。アンデスのチチカカ湖が太陽と月が創造された場所だという。 ヴィラコチャが大地、星、空、人間をつくった。インカでは太陽神インティを最高神としていたがヴィラコチャの神格が失われることは なかった。 アイマラ民族の神話では、原初の時代にチチカカ湖からあらわれ、天地を造り、多くの民族や国民を粘土で造った。 人々の着物の模様を描き、言葉や歌、作物の種子を与えた。 余談だがナスカやインカをモチーフにしたモンスターカードが登場する遊戯王5D'sで最強の地縛神ウィラコチャラスカが登場する。 関連項目一覧
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