幻想世界神話辞典 〜
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怠け者のヤーノシュ >>関連項目一覧 (マジャール) 怠け者のヤーノシュという男がいた。いつも寝てばかりいるのを父が見咎めて、たまには外に出ろと、一緒に散歩に出かけた。 途中で蹄鉄が落ちていたが、ヤーノシュは面倒くさがって拾わなかった。父が拾って売り、銅貨数枚を儲けた。そのうち腹が減ったヤーノシュは父に食べ物をねだった。 父はサクランボを買うが、すぐには与えず、歩いていって、草原で1個づつ落とした。 ヤーノシュは父の落としたサクランボを99個拾って食べた。そこで父は「蹄鉄一回拾うのを怠けたために、 99回もかがまねばならなくなったのだぞ」と怠けることを戒めた。 関連項目一覧
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