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東アフリカ、コンゴ、バーコンゴ民族の伝承の毒。「神の審判」に用いられる。矢毒に使う場合は「ウシュング」、 毒物一般は「ンディキラ」と呼ばれる。

アフリカでは主にキョウチクトウ科のストロファンツス属植物の毒が使われる。人類が狩猟で矢毒を使うのはおそらく旧石器時代からのこと。

アフリカではバーコンゴ民族以外でも、毒が「神の審判」に使われる。神判的であり、犯罪容疑者と されるものが毒を飲み、罪を犯してなければ吐き出すなどできて助かり、罪を犯していれば死ぬと考えられている。

参考資料
・毒矢の文化(石川元助:著 紀伊国屋新書)


 
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