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マヤウエル Mayáuel

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南米、アステカ神話の女神。マゲイまたはリュウゼツラン(アガペ・アメリカーナ)の花の女神。 また「センツォントトチティン(酩酊する無数の神々)」達の母親。 派生して、サボテンから醸造されるプルケ酒の女神。

またマヤウエルは、アステカの20ある暦日の8番目「トチトリ(ウサギの意)」の守護神。

神々は、人間にトウモロコシ(メイズ)など栽培植物を人間にもたらし、 さらに人間の快楽と、神々を讃え歌ったり踊ったりするために必要なものを 与える。 ケツァルコアトルは嵐の神エヘカトルの姿で、女神マヤウエルを、獰猛な始祖母神ツィツィミトル に監視されてる空のすみかを離れ地上へ降りようと口説き、恋仲となった。 抱き合って絡まりあう枝を持つ木になった。
ツィツィミトルが追ってきて結ばれているのに激怒し、木を2つに裂き、マアウエルの 方の枝を壊し破片を手下の精霊ツィツィミメに食べさせた。

無事だったエヘカトルはマヤウエルの骨を集め畑に植えた。そこからマゲイが成長し、 プルケ酒が醸造されるようになった。

参考資料
ヴィジュアル版世界の神話百科 アメリカ編―ネイティブ・アメリカン/マヤ・アステカ/インカ

 

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ケツアルコアトル (神)
アステカ (文化地域)
女神 (大項目)
アメリカ先住民 (文化地域)

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