南米エクアドル、アマゾン河流域の熱帯雨林に居住する民族。
つるのヒモ・糸、葉のナイフ 葉で編んだカゴなど森の植物で多くの道具を作る。 森の中では移動時、決まった枝の折り方でも目じるし、ほえ声、木を叩く音など決められたサインがある。
ジャングルでの火おこしは、穴をあけた木片に木の棒を差し込み、両手のひらで回転させる。 火口には乾燥した綿、雨で濡れてる等条件厳しければ、脂を含んだブタの毛を用いる。
射程30mの、吹き矢の筒は3m近い長さ。竹ぐらい太い。溝を彫った片2つを蜜蝋で接着して 中空の筒にする。10種類の植物材で作る。 矢は、ピラニアの歯で切断面をつける。サルが矢をぬこうとすると、そこで折れて矢先が残る。
クラーレ毒(アルカロイド系)は、植物の削りくずを、ろ過する椰子の葉を使い水を注ぎ、その水を煮て、 粘りのある膜をすくう。この毒を吹き矢に塗る。
狩りではイノシシやサルを獲っている。サルは毒の吹き矢を用いる。
木の実、蜂蜜、木の中のゾウムシの幼虫なども採集する。
森にはマムシがいるが、ヘビを殺すのはタブー。
バクを飼ってる。他のアマゾン流域の民族がバクを焼いて食べていた記録があるので食用か。
参考資料
・『SURVIVE THE TRIBE RAINFOREST MASTERS』(ナショジオ)
他
関連項目一覧
アメリカ先住民 (文化地域)
バーベキュー (料理)
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary