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アンケンサツ 暗剣殺 あんけんさつ >>関連項目一覧


日本の伝承、思想、吉凶の考え方。九星(きゅうせい)の方位の中で、最も凶とされる方位。
これを犯すと剣難にあって、 親は子に、主人は召使に害され、命を失う、殺されるといわれている。または軽くて盗難にあうとされる。
また陰陽道の凶方の一つで、最も凶悪な方位。暗剣殺に向かって土木・建築・移転などを忌む。

九星術は、七曜(日月火水木金土)に計都、羅喉を足した九星と九つの数、陰陽五行を組み合わせた九星図を用いたり 五黄殺・本命殺・暗剣殺・八方的殺(八方塞)・金神(こんじん)・鬼門塞り・歳破・的殺などのおそろしい方位を説く。

余談だが、九星自体は中国の思想であるようだが暗剣殺は不明。中国語のGoogle検索をかけても、スパロボの「計都羅喉剣・暗剣殺 斬!」の 動画ばかりでてくる。

参考文献
・大辞泉 (JapanKnowledge)
・日本国語大辞典 (ジャパンナレッジ)
・国史大辞典 (ジャパンナレッジ)
・日本を知る小事典4 (教養文庫)

 
関連項目一覧
日本 【文化地域項目】
陰陽道 【日本:呪術】

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