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ソボル鳥 >>関連項目一覧


ウイグル民族の民話、伝承。雲に届くまで飛ぶという鳥。

ある民話では、「天国では仕事をしなくてよく、食べ物も飲み物もとり放題。神仙が悠々自適の生活をしている」 というので、ある兄弟が天国を目指すことにした。
ある遠い山にソボルという鳥がいて雲に届くまで飛ぶというので天国に連れてってもらえるだろうと、 遠路ソボル鳥の巣までたどり着き、脚につかまった。もう一人はさらに男の脚にぶらさがり飛んでいった。

長い間飛び、雲の上まできたところで一人が「さっき天国への穴をみたからもうすぐだ」といった。
それは雲にあいた穴だったが、もう一人が「どのくらいの大きさの入り口だ?2人は入れるんだろうな?」と聞き還し、 鳥につかまっている方が「これぐらいだ」と手でしめすと、手をはなしてしまい2人は落ちてぺっちゃんこになってしまった。



 
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