幻想世界神話辞典 〜
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アジアの神話・民話 Asia >>関連項目一覧「日の出」を意味する古代アッシリア語「アッスー」、古代アッカド語「アス」が語源だという。ヨーロッパの項目にも書いたが、その時代の文化の中心地が広い地域の基準となるのはよく見られる現象のようだ。アジアとヨーロッパに関していえば古代の西アジアが中心という基準で発生した語が現在まで使われているということになるようで、非常におもしろい。 他にもヘレネス(ギリシャ)の影響力が大きかった時代、ヨーロッパから西アジアまで、ヘレネス語がひとつの基準のようになって、今も歴史的資料の上に残っている。例えばイランは古代からずっとイランと呼称しているが、ペルシャというヘレネス語の方が多く知られている。東経、西経といった経度はブリテン王国(イギリス)が基準となっているのも近世、強力な海軍をもって軍事的、経済的に影響力の強かった時代の名残といえようか。 この語はヨーロッパ諸語の中でも「東方の」という意味で残り、英語のeast、ドイツ語のostなどにみられる。 余談が続いたが、文化地域項目を設けていないアジア地域の神話・民話に関する項目を、閲覧の便を良くするため設けた。 関連項目一覧
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