幻想世界神話辞典 〜
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チュモン 朱蒙 >>関連項目一覧韓・朝鮮半島の神話の王、神人。神の系譜につらなる神人で、高句麗(コクリョ)を建国したという王。名前は、弓は百発百中、馬術に長けた神童だったので弓の名手 を朱蒙と呼ぶ風俗に因んでなづけられた。 姓は解(ヘ)であった(養父の金蛙王の姓か)、高句麗建国の時、解は太陽と同音で太陽は高いことから高を姓にしたという。 神術に長けた天孫で、麒麟(きりん)にのって朝晩、天を往来し天政(天の政務)をみる神人であったという。 在位19年9月、天に昇ったままもどらなかったという。 母、柳母(ユファ)が金蛙(キムワ)王のもとで部屋に幽閉されている時、差しこんだ陽光に感受して産んだ卵から産まれた。 柳母(ユファ)は水神の河伯(ハベク)の娘で、一度天帝の解慕漱(ヘモソ)とも壇君(ダンクン)ともいわれるが情を交わし 男の子の神を生んでいる。 そのせいで河伯に追放されたところを東扶余(トンプヨー)のキムワ(金蛙)王に救われた。 金蛙王は卵を不吉と思い、壊そうとしたが壊せず、生まれたの元で神童と恐れられ、王子たちは殺そうとしたが失敗する。 朱蒙は母の意思を受けて三人の供を連れ、東扶余を逃れ、卒本州(ジョルボンジュ)で高句麗を開き、王となった。 天帝の加護と神術で沸流(プル)王の松譲(ソンヤン)を破り、基礎を固めた。 関連項目一覧
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