日本の歴史上の人物、僧侶。多くの僧伝を残した。
江戸前期、臨済宗の僧。生没1626-1710(寛永三-宝永七年)。
字は卍元まんげん、号は独師。小田原・相模の人。
僧伝編纂のため三十数年諸国を巡って資料の収集に努めた。臨済宗・曹洞宗の禅僧約千人 の伝を収める『延宝伝燈録』四一巻、また 『本朝高僧伝』七五巻を撰述した。
美濃盛徳寺を再興し、のち常陸清音寺に転住。晩年は妙心寺の盛徳院に退休。85才で亡くなった。
卍元とはあまり関係ないが、卍元のいた妙心寺には織田信長公の墓所がある(非公開)。 なお信長のお墓は数多くあるという。妙心寺玉鳳院、本能寺、阿弥陀寺、大徳寺総見院、大雲院など。
参考資料
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日本国語大辞典 〔精選版〕 1
・デジタル大辞泉
・日本人名大辞典
他
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