バロル、バラールとも。ケルト神話、エリン(アイルランド)の神話伝承にでてくる怪物。
あるいはダーナ神族の光の神ルーグの最大の敵。
ダーナ神族と敵対するフォモール側の怪物。目におそるべき力がある。瞼(まぶた)を開くのに4人の力が必要だという。 眼をひらけば、その目つき(視線)の毒で、相手の軍の戦闘力を失わせるという。
しかし、目がルーグの方を向いて開くのを見たルーグに、石弓で石を投げつけられ、バロールは頭を打ち砕かれて倒された。
参考資料
・ケルトの神話 (青土社)
他
関連項目一覧
ルー(ルーグ) 【ケルト、アイルランド:光の神】
ケルト 【文化地域】
邪眼 【大項目】
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary