ドゥン=スタリオン。アーサー王の愛馬。
名前のdunは「河原毛、月毛(の馬)」のことか(『図説アーサー王事典』に載っている馬はそれっぽい)。
stallionは種馬(中期英語 stalon)。
カースル・イーデン(イングランド北東部のダーラム県?の村)のコゥ・ダラム村に(イーデン城に)出没するという。
カースル・イーデンは、アーサー王の騎士たちが雛鳥の姿で訪れるという言い伝えがある(その姿で騎士たちとわかるのだろうか)。
また、アーサーの館がかつてここにたっていた信じられていた。
[ダーラム:ダーラム県(カウンティ)、県都ダーラム(人口8万7725人-2001年)。 AD995年聖カスバートの遺体を安置する場所に選ばれ、教会が開設されたのが町の起源。 中世以来のダーラム大聖堂(世界遺産)、ダーラム城(世界遺産)がある古都。]
参考資料
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図説アーサー王伝説事典 (原書房)
・大辞泉 (JapanKnowledge)
・ランダムハウス英和大辞典 (JapanKnowledge)
関連項目一覧
アーサー王 【ブリテン[イギリス]:英雄,王】
動物:馬 【大項目】
ケルト 【文化地域】
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