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エルルーン >>関連項目一覧


ゲルマン、北欧の神話伝承。ヴァルキューレでキヤール国の王女。

姉のフラドグド・スヴァンフヴィート、妹のヘルヴェル・アルヴィトと33姉妹で狼谷の近くの狼池に早朝降り立ち、 岸辺で亜麻を織っていた(人間の運命を定めることの象徴)。

そこへ狼谷に家を建てて住んでいたフィン民族(サミ民族も含まれて総称されていた。魔法使いが多かったとされる。 ワイナモイネン達のような者のことだろうか?)の王子スラグフィド、エギル、ヴェルンドの3人が偶然やってきて、 ヴァルキューレの白鳥の羽衣をかくしてしまった。

彼女達は王子達の家に連れて行かれ、スヴァンフヴィートはスラグフィドの、 エルルーンはエギル、アルヴィトはヴェルンドの妻となった。7回の冬が過ぎる間家にいたが、8回目の冬が訪れると心が騒ぎ、 9回目の冬が来ると翼を取り戻し、戦場を求めて飛び去った。

 

関連項目一覧
ヴァルキューレ 【ゲルマン:女神】
ゲルマン、北欧 【文化地域項目】
フラドグド・スヴァンフヴィート 【ゲルマン:ヴァルキューレ】
ヘルヴェル・アルヴィト 【ゲルマン:ヴァルキューレ】

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